熱海海上花火大会の楽しみ方!

熱海海上花火大会の楽しみ方!

熱海と言えば花火!
四季を通じて開催している「熱海海上花火大会」の楽しみ方やポイントをご紹介します。

熱海海上花火大会とは

熱海海上花火大会は、1952年(昭和27年)にはじまった歴史ある花火大会。夏だけでなく、年間を通して10回以上も開催している熱海の名物イベントです。

熱海の花火の大きな特徴は2つ。
一つはフィナーレ「大空中ナイアガラ」、もう一つは「打上げ会場」です。
毎開催フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」は仕掛け花火ではなく、会場全体から打上げるスターマイン。銀色の花火が夜空を埋め尽くし、真昼のように明るく輝きます。あまりの美しさに瞬きを忘れるほど・・・感動間違いなしです。

また、会場である熱海湾は花火業者さんも絶賛する、日本一の花火打上会場!
三面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、大きなスタジアムのような音響効果があります。親水公園など、海の近くでご覧いただくと、大きな単発や「大空中ナイアガラ」は、体にまで音が伝わってきます。見るだけでなく、体感していただく花火です。
 
夜空に広がる花火や、水面に映る花火、そして、フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」の美しさは、瞬きを忘れるほど。
雨天決行!大迫力の「熱海海上花火大会」をぜひ体感してください。

おすすめ観覧スポット

広範囲で見える熱海の花火。おすすめ観覧スポットをご紹介します。
写真を撮るなら離れた場所も◎ですが、やはり熱海の花火は間近で音も一緒に体感していただきたいです!

(2024年度 有料観覧席はありません)
  • 混雑の心配なく、お食事やお風呂の後、宿泊先のお部屋からのんびり花火観賞・・・とっても贅沢!これぞ温泉地:熱海の花火の醍醐味です。
    花火が見えない角度のお部屋でも、「熱海温泉ホテル旅館協同組合」加盟宿にお泊りなら、海沿いの親水公園内に設置する「宿泊者専用観覧スペース」に入ることができます。
    また、中心部(花火大会開催エリア)以外の地区「伊豆湯河原温泉旅館組合」「伊豆山温泉旅館組合」「南熱海網代温泉旅館組合」加盟宿にお泊りの場合は、会場まで送迎サービスがあるので、こちらもおすすめです。

  • 400メートルのビーチ。画像のように打上げ会場全体が見渡せます。
    砂浜に座る場合はレジャーシートをお忘れなく。
    短時間で間断なく打ち上げるので、ビーチ沿いの歩道で立ち見される方も多いです。
    (毎晩日没~22時に砂浜をライトアップしていますが、花火大会開催時間は消灯します。)
    ●JR熱海駅から(下り坂)徒歩約15分

  • サンビーチから南に続く親水公園。目の前で大迫力の花火を楽しめます!
    サンビーチ側から第一・第二・第三工区と区切られていて、7~9月は第一工区と第二工区の一部がフリーエリア(第二工区の海側と第三工区は「宿泊者専用観覧スペース」)です。
    7~9月以外は全てフリーです。
    ●JR熱海駅から(下り坂)徒歩約20分

夜店の出店エリア

花火大会開催日は海沿いのエリアにお好み焼き・綿菓子・じゃがバターなど定番の夜店が並びます!
夏季開催日はアーティストによるステージも開催!花火までのひとときを楽しむ出店エリアをご紹介します。

  • 親水公園第一工区

    たこ焼き・お好み焼き・じゃがバター・ポテト・綿菓子など、定番の夜店が10数軒並びます。
    このエリアは夏以外の開催日でも出店します。

花火大会を最大限に楽しむコツと準備

花火大会の日の持ち物やコツをご紹介します!

【便利グッズ】
・レジャーシート
・絆創膏(靴擦れ注意)
・自撮り棒(花火や海をバックに記念撮影)
・飲み物(自販機の売り切れ注意)
・ウェットティッシュ
・ハンディファン(扇風機)/うちわ ←暑い時期

【写真を撮るなら】
花火は写真撮影にいらっしゃる方も多いですね。
花火を画面いっぱいに撮るなら親水公園でもOKですが、周りの風景も含め、引きの絵を撮りたい場合は少し離れる必要があります。近くはサンビーチの東側、遠くは伊豆スカイライン上の駐車場などから望遠で撮影される方も。
人の多い場所で三脚を立てる際は他の方の視界に入らないようご配慮ください。
また、花火撮影は、湿気の多い夏よりも、空気の澄んでいる冬の方が断然おススメ!毎年お越しになる有名な写真家さんも「夏しか開催しないところは夏に撮影に行くけど、熱海はどの季節も開催しているから冬に撮影するよ」とおっしゃっています。

アクセス方法と混雑状況

熱海は関東・関西からのアクセスが非常に便利ですが、当日、公共交通機関は大混雑しますのでご宿泊をおすすめします!

【熱海へのアクセス】
●電車:東京方面から
JR東京駅よりJR東海道新幹線(こだま号)にて約50分
JR東海道線にて約1時間50分(特急踊り子号なら約1時間20分)
●車:東京方面から
東名高速道路「厚木IC」→小田原厚木道路「小田原西IC」→国道135号

■電車:大阪方面から
JR新大阪駅よりJR東海道新幹線(こだま号)にて約3時間・(ひかり号)にて約2時間15分
■車:大阪方面から
東名高速道路「沼津IC」(または新東名「長泉沼津IC」)→伊豆縦貫自動車道「大場・函南IC」→県道11号「熱函道路」

※交通規制/7月・8月のみ実施(交通規制PDF)

【日帰りでお越しの方へ】
●お車をご利用の方
特に夏季は海水浴をかねて朝から熱海にお越しになる方が多く、午前中から近隣駐車場は満車となりますので、お早目に熱海に到着し、駐車場を確保できたら花火大会終了まで動かさない方が良いです。
終了後は駐車場を出るまで、出てからもしばらく渋滞が発生しますのでご注意ください。

●電車をご利用の方
熱海に到着したらまず帰りの切符を購入(ICはチャージ)しておくことをおすすめします。(←帰りは切符購入も大行列!)
行きは到着時間もマチマチですが、帰りは花火大会終了後、一斉に熱海駅へ向かう行列となります。
しばらくは車が渋滞するためタクシーや路線バスの乗車は不可、徒歩のみ(上り坂)とお考えください。
熱海駅に到着しても、駅構内に入るまでに1時間以上かかることもあります。
「JR来宮駅」へ向かうのも一つです。伊東・下田方面へお帰りならそのまま(JR伊東線)下りに乗れますし、上りに乗車すれば、熱海駅付近の大混雑に巻き込まれることなく熱海駅構内に入場できます。
→熱海駅帰宅者誘導図PDF

予定の電車に乗れなかった・・・とならないよう、ご宿泊いただく方が安心です!

花火大会と一緒に楽しむ観光スポット

熱海には、美術館や神社、文化施設など観光スポットがいっぱいです。
昼間は観光施設やショッピングを満喫して、夜の一大イベント「熱海海上花火大会」に備えましょう!

  • 熱海の名勝地、錦ヶ浦山頂にそびえたつ熱海城。360度パノラマが楽しめる天守閣展望台は、熱海市街一望はもちろん、湯河原、真鶴半島、晴れた日にはぽっかり浮かぶ初島や大島、その先に網代・伊東方面の伊豆半島も見える熱海随一の眺望ポイントです。
    春は桜の名所として知られ、夏は天守閣より殿様気分で花火大会を見物できます。
    城内には鎧や刀を展示する武家文化資料館や浮世絵春画館、海抜120mジェット足湯、無料ゲームコーナーなどもあり、見どころ・面白さ満載です!
    お隣には「熱海トリックアート迷宮館」も。

  • 東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財67点、重要美術品46点を含む約3500点の収蔵品を誇る熱海を代表する美術館。尾形光琳の最高傑作とされる国宝「紅白梅図屏風」(※期間限定公開)は特に名高い作品で、毎年2月の梅の季節に合わせた公開を待つファンも大勢いらっしゃいます。
    美術館は7万坪にも及ぶ熱海の高台に建てられていて、館内のメインロビーやムア広場からは伊豆大島や初島など、美しい絶景が望めます。

  • 来福・縁起の神として古くから信仰されている來宮神社。本殿横には国の天然記念物にも指定された樹齢二千百年、幹の太さは24メートルの大楠の御神木があり、パワースポットとしても有名です。幹を一回りすると一年寿命がのびると伝えられており、この木の生命力にあやかろうと長寿・病気平癒・健康祈願の参拝者が多く訪れます。また、願い事のある人は、思うことを誰にもいわず一回りすると願い事がまとまる、とも言われています。
    夜はライトアップされ、朝、昼、夜とそれぞれの表情が楽しめます。

おすすめグルメ情報

新鮮な海の幸やご当地グルメ、熱海スイーツなど、観光の合間に楽しめるおすすめグルメ情報をご紹介します。

  • やっぱり海鮮ごはん!

    海の面する熱海のおすすめグルメはやはり魚介類!中でもアジやイカ、サザエなど地物は絶品です。 お寿司や海鮮丼、定食など、お腹いっぱい召し上がれ! 古くから漁師町:網代に伝わる「イカメンチ」もおすすめです。

  • 宿泊先の夕食が和食なので、という方、ランチは洋食・中華はいかがでしょうか。
    昔ながらのナポリタンが嬉しい老舗喫茶店、絶品カレーが大人気の洋食店、文豪も通った老舗洋食店、市民も並ぶラーメン店など、熱海は和食以外も名店揃いなのです!

    花火が見えるテラス席等がある飲食店では花火観覧席として予約できるところも。

  • ごはんを食べたら欲しくなる甘いもの。
    言わずと知れた熱海スイーツの代表「熱海プリン」をはじめ、いちご大福串、高級モンブラン、抹茶クレープ、あんバター、フルーツサンド、スクエアシュークリームなど、映え映えスイーツがいっぱい!
    人気店が多いので、旅行前に入念な下調べを♪

よくある質問と注意点

花火大会に関するよくある質問と、その回答をまとめました。

Q:熱海港海釣り施設は当日利用できますか?
A:花火大会開催日当日、熱海港海釣り施設は正午までの営業となります。午後は花火搬入のため立入禁止区域となります。(海釣り施設駐車場は13時で完全閉鎖となり、当日13時以降は車は出せなくなります。)

Q:花火大会開催日当日、交通規制はありますか?
A:7・8月のみ、サンビーチ沿い「東海岸通り線」(サンビーチ東側の歩道橋下~中央交番横)のみ20:10~20:55間、通行止めとします。
終了後は歩行者優先のため、会場周辺の駐車場は出庫をお待ちいただく場合がございます。
 
Q:有料席はありますか?
A:2024年は有料席は設置しません。

Q:親水公園内はどこでも自由に観覧できますか?
A:7・8・9月の開催日は、親水公園第二工区の海側と第三工区を「宿泊者専用観覧スペース」とします。
第一工区と第二工区のイベント広場はフリーです。※第一工区「ムーンテラス」は17時以降封鎖します。

Q:「宿泊者専用観覧スペース」は市内の宿泊者なら誰でも入れますか?
A:「熱海温泉ホテル旅館協同組合」加盟宿にお泊りの方に限ります。詳細は同組合または宿泊予定先にご確認ください。

Q:場所取りはできますか?
A:親水公園内は場所取り禁止です。第一工区と第二工区イベント広場(フリーエリア)も、シート等で場所取りされている場合は撤去しますのでご了承ください。

Q:スマホの電波状況が悪くて・・・
A:開催時間前後、海岸沿いなど人が集中する場所は輻輳状態となり、携帯電話がつながりにくくなる場合がございます。お待ち合わせは早目にし、予め、はぐれた場合の待ち合わせ場所等を決めておくことをおすすめします。

Q:終了後、タクシー(またはバス)に乗りたいのですが。
A:しばらく渋滞が続くため、タクシー(またはバス)にはご乗車いただけません。

 

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