その昔、十の国(伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、安房、上総、下総、武蔵、信濃と五島<大島・新島・神津島・三宅島・利島>)が見えたことからその名がついたといわれる十国峠。日金山の頂上からは、北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾の景色が広がります。
昔から絵筆をもって、この展望を画こうと試みた人達も多かったようですが、この広さと美しさに歯が立たなかったと伝えられています。
山頂へはケーブルカーが往復。姫の沢公園から約1時間半、自然を満喫しながらのトレッキングで訪れることもできます。
春にはツツジが満開になり、 夏にはここちよい涼風がそよぎ、秋には波うつススキの穂がなびき、 冬には暖かい高原の日差しが歓迎してくれます。

(2024年9/12更新)
※西熱海別荘前から箱根向けと姫の沢公園から箱根に向かう途中の一部区間で土砂流出が発生し、伊豆箱根バス「熱海駅十国峠線」「熱海駅箱根線」は「笹良ヶ台入口」折返しの運行となっています(十国峠、元箱根区間は運休)。土砂流出等の調査も含め復旧は未定となっておりますので、ご注意ください。

(2024年9/30更新)※10/28(月)~30(水)は、ケーブルカー点検に伴い運休となります。(「TENGOKU CAFE」も終日休業)