相模の海に臨む「走り湯」は、日本でも珍しい横穴式源泉で、日本三大古泉の一つです。
今から約1300年前に発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様から 「走り湯」と名付けられました。
「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり」と源実朝が詠んだように、 明治以前は伊豆山神社の神湯として信仰されていました。
奥行5mの洞窟から今も70度の湯が毎分170リットル湧き出ており、源泉は神秘的な光景が広がります。

(2024年11/2更新)※11/1(金)夕刻より、揚湯ポンプモーター故障のため「走り湯」内は温泉が停止しております。復旧は11/9(土)頃を見込んでおりますのでご了承ください。(洞窟内の見学は可)