弘法大師によって開かれた古刹で、鎌倉時代に臨済宗、北条早雲のころ曹洞宗に改宗しました。岡本綺堂の「修禅寺物語」は寺にまつわる面とその伝承をもとに、非業の死を遂げた若き将軍源頼家の悲劇を鮮やかに描き、明治44年2代目市川左団次が明治座で大好評をとり、寺と修善寺温泉に客が押し寄せたといわれます。弘法大師ゆかりの独鈷の湯は、大師が手に持った独鈷で川中の岩をたたくと湯がわいたと伝えられ、修善寺温泉のシンボルとなっています。

修善寺庭園~秋の特別公開~
平成30年11月21日(水)~12月2日(日)9時~16時
※庭園保存協賛金としてお一人200円がかかります。