南熱海:長浜(多賀)の海岸線に110基のかがり火が一斉に点火される、お盆の精霊供養の仏事(送り火)です。
海岸から流される500もの灯籠とともに水面に映ってゆらめく炎は幻想的です。

百八体かがり火とは・・・
南熱海多賀地区は昔からみかんやだいだいの産地として、山奥から海岸線まで段々のみかん畑が続くような地域でした。夏になると害虫駆除のために海岸で大規模なたき火をしていたそうです。
いつしかそのようなことも行われなくなっていましたが・・・
昭和38年に、お盆の終わりの送り火として行事を復活させました。
夏の伝統行事として毎年多くの方にご観覧いただいています。

●小山臨海公園から長浜ビーチまでの間で、現在工事中の埋立地区の防塵シートの保護と、安全上のこともあり設置間隔を2倍(8メートル間隔)とし、約110基のかがり火が焚かれます。